REVIEW(11/01/28)
「Visual Studio」の外観をカスタマイズ「Visual Studio Color Theme Editor」
作成したカラーテーマは保存してほかの環境で利用することも
「Visual Studio Color Theme Editor」は、開発環境「Visual Studio」の画面の配色をカスタマイズできる拡張機能。「Visual Studio 2010」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7上の「Visual Studio 2010 Professional」で動作を確認した。現在、ライブラリサイト“Visual Studio Gallery”からダウンロードできる。なお、本拡張機能は無償版の“Express”エディションでは利用できないので注意。
「Visual Studio 2010」ではユーザーインターフェイス技術として“WPF”が採用され、“青”を基調としたデザインへ刷新された。青は“知性”“冷静”などを象徴し、高度な知識労働であるプログラミングにぴったりと言える。しかしその一方で、青は“陰気”“憂鬱”“恐怖”をイメージさせる色でもある。とくに、いわゆる“デスマーチ”状態では、青はかえってプログラマーの精神を追い詰めてしまうかもしれない。
そんなときは、せめて本拡張機能を利用して画面の配色をカスタマイズしてはいかがだろうか。心安らぐ“緑”や、闘志をかき立てる“赤”に変更してみると、多少状況が改善されるかもしれない。
本拡張機能をインストールすると、「Visual Studio」のメインメニューに[Theme]という項目が現れ、標準のものを含む9種類のカラーテーマを選択できるようになる。また、自分で独自のカラーテーマを作成することも可能。作成したテーマはファイルとして保存し、ほかの環境で利用することもできる。自社のイメージカラーを取り入れたカラーテーマを作成してみるのも面白いだろう。
- 【著作権者】
- Matthew Johnson 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.3(10/08/21)