REVIEW(11/05/12)
「Sleipnir」「FenrirFS」を連携させWeb画像の収集・管理を手軽にするスクリプト
“FenrirFS API”を利用、ほかのアプリケーションとの連携にも期待
「AddImageToFenrirFS.js」は、Webブラウザー「Sleipnir」で表示したWebページ上にある画像を簡単に「FenrirFS」へ登録可能にするユーザースクリプト。「Sleipnir」の純正プラグイン「UserAction Extension」に対応しており、編集部にてWindows 7上の「Sleipnir」v2.9.7で動作を確認した。同社の公式ブログからダウンロード可能で、動作には「FenrirFS」v1.2以降が必要。
本スクリプトは、「Sleipnir」の“ブラウザ画像”メニューへ追加して利用するもので、Webページ上の画像の右クリックメニューから当該画像を「FenrirFS」へ簡単に登録できるようになる。
さらに、本スクリプトが対応するGoogle/Yahoo!/Bing/NAVERなどの画像検索サービスで利用した場合、検索クエリーなどからラベルやコメントを自動で抽出・適用して「FenrirFS」へ登録する機能も備える。たとえば、Google画像検索で“窓の杜”をキーワードに検索した場合、“Google”“窓の杜”タグが自動で付与されるとともに、取得元のURLがコメントとして登録される仕組み。Web上の画像ファイルを収集・管理するのに非常に便利。
同社によると、「FenrirFS」v1.2以降には外部ソフトとの連携を実現する“FenrirFS API”が搭載されており、本スクリプトはそれを利用したものであるという。同APIは「Sleipnir 3」に搭載予定のブックマーク機能“FenrirFS ブックマーク”でも利用されている。
また、“FenrirFS API”は同社製品以外のソフトから利用することも可能。本スクリプトも、少し手を加えることで「Internet Explorer」へ対応させることができるという。ほかにもさまざまなソフトとの連携が実現することに期待したい。
- 【著作権者】
- フェンリル(株)
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- -(11/05/12)