REVIEW(11/11/18)

アプリがスタートアップとしてレジストリに登録されるのを検出「StartupEye」

スタートアップに迷惑なアプリがこっそり登録されるのを防ぐことが可能

「StartupEye」v1.0「StartupEye」v1.0

 「StartupEye」は、アプリケーションがシステムの起動時に実行されるようレジストリに登録されるのを検出できるソフト。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 知らない間にスタートアップへ迷惑なアプリがこっそり登録され、困ってしまった経験はないだろうか。そんな場合には、「StartupEye」がお勧め。タスクトレイに常駐し、アプリケーションがスタートアッププログラムとしてレジストリに登録されると、アラートをウィンドウ表示することができる。

 アラート画面からは、当該アプリのプロパティ、ファイルの保存場所、編集されたレジストリのキーなどへ簡単にアクセスできる。さらに[Delete]ボタンを押せば、追加されたレジストリ項目を削除してスタートアップへの登録を解除することが可能。

 さらに、オンラインウイルススキャンサービス“VirusTotal”へ実行ファイルをアップロードして、マルウェアでないかどうかチェックする機能も搭載している。ただし、編集部にて試用したところ、アップロードに失敗してしまう場合が多々みられたので、過度な期待は禁物だろう。

【著作権者】
Francesco Bucci 氏
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(11/04/25)

(柳 英俊)