REVIEW(12/01/25)

マウスジェスチャーソフト「マウ筋」のWindows 7移植版「マウ筋 Lite」

64bit環境でも正常動作、64bit動作のアプリにもマウスジェスチャーを割り当て可能

「マウ筋 Lite」v0.7「マウ筋 Lite」v0.7

 「マウ筋 Lite」は、さまざまなアプリケーションにマウスジェスチャー機能を追加できるソフト。Windows 7および同64bit版に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 マウスジェスチャーソフトの「マウ筋」は、Windows XP時代から長く親しまれてきたが、2009年に公開されたv1.40を最後にその更新がストップしており、Windows 7には未対応のままとなっている。Windows Vistaに対応するソフトはWindows 7でも利用できる場合が多いが、「マウ筋」はWindows Vistaに対応するものの64bit環境で動作しないため、64bit版が標準となりつつあるWindows 7上では完全に利用不可能な状態が続いていた。

 その問題を解決すべく開発・公開された「マウ筋 Lite」は「マウ筋」のWindows 7移植版に当たり、「マウ筋」の作者であるピロ氏の許可を得て制作されているため、事実上の後継ソフトと言えるものだ。ただし、「マウ筋 Lite」はWindows 7専用となっているので注意。

 「マウ筋 Lite」の機能やユーザーインターフェイスは基本的に「マウ筋」と同じで、デスクトップ全体もしくは任意のアプリケーションに対して、さまざまなマウスジェスチャーを割り当てられる。このとき、64bitで動作するアプリケーションもマウスジェスチャーの対象として指定できるため、その点が「マウ筋」との決定的な違いとなっている。

【著作権者】
hide 氏、ピロ 氏
【対応OS】
Windows 7/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.7(12/01/20)

(中井 浩晶)