REVIEW(12/02/21)

CPUとネットワークがアイドル状態になったらPCをスリープさせる「SleepTool」

巨大ファイルのダウンロードや動画のエンコード時に便利。節電に役立てよう

「SleepTool」v1.0.0「SleepTool」v1.0.0「SleepTool」v1.0.0

 「SleepTool」は、あらかじめ指定した条件でPCをスリープさせるソフト。64bit版を含むWindows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、ベクターのライブラリページからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、CPUの使用率およびネットワークの通信量が指定した条件を一定期間下回り、かつマウスカーソルの移動がない場合に、PCを自動でスリープさせることが可能。たとえば、サイズの大きなファイルをダウンロードしたり、動画のエンコードを行なっている場合に便利。作業の終了後に、PCをスリープさせることができる。

 本ソフトはタスクトレイ常駐型になっており、起動するとCPUの使用率とネットワークの通信量の監視が始まる。各種条件の指定は、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから行う仕組み。監視の一時停止もメニューから可能なほか、タスクトレイアイコンのダブルクリックからでも行える。

起動中のスリープを抑止するプロセスを指定起動中のスリープを抑止するプロセスを指定

 さらに、特定プロセスの起動中に、スリープモードへの移行を抑止する機能を搭載するのも便利。タスクトレイアイコンの右クリックメニューにある[スリープ停止プロセス]-[プロセス追加]メニューを開くと、起動中のプロセスが一覧表示される。そこからプロセスを選択すれば、そのプロセスが起動している間、PCはスリープしなくなる。

【著作権者】
佐藤 智和 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0

(柳 英俊)