REVIEW（12/04/23）

　「ISO Workshop」は、シンプルなユーザーインターフェイスが魅力のCD/DVD/BDライティングソフト。32bit版および64bit版のWindows NT/2000/XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

　本ソフトは、ディスクイメージからのファイルの抽出、ディスクからディスクイメージの作成（イメージバックアップ）、ディスクイメージのフォーマット変換、ディスクイメージからのディスク作成という4つの機能を備える。無駄を廃した非常に簡素な画面デザインが特長で、ホーム画面から上記の4アクションのひとつを選択して作業を進める仕組みになっている。

　たとえば、ディスクイメージからファイルを抽出するには、ホーム画面で［Extract］ボタンを押し、“Extract”画面へ移動する。そこで［Load］ボタンからディスクイメージファイルを選択するとその内容が表示されるので、あとは抽出したいフォルダやファイルを選択し、右クリックメニューから［Extract］項目を選択してフォルダやファイルを取り出せばよい。

　同様にして、ホーム画面の［Backup］ボタンでイメージバックアップ、［Convert］ボタンでディスクイメージの変換、［Burn］ボタンでディスクの作成がそれぞれ行える。英語のユーザーインターフェイスしか用意されていないものの、操作手順はシンプルなので初心者でも迷わず利用できそうだ。

　なお、イメージバックアップやディスクの作成機能で対応するイメージ形式はISOおよびBINとなっており、メディアはCD-R/RW、DVD-R/RW、DVD+R/RW、DVD+R DL、BD-R/REをサポートしている。また、ディスクイメージの変換機能では、ISO、CUE、BIN、NRG、MDF、CDIの各形式からISO/BIN形式へ変換できる。