REVIEW(12/05/15)

好みのMP3ファイルからスマートフォン向け着信音を簡単作成「RingTone Maker」

楽曲を選んで、カットして、端末のOSを選ぶだけのお手軽操作が特長

「Ringtone Maker」v2.4「Ringtone Maker」v2.4

 「Ringtone Maker」は、好みのMP3形式の楽曲ファイルをもとに各種スマートフォン向け着信音ファイルを手軽に作成できるソフト。Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトは、任意のMP3形式の楽曲をもとに、その一部を切り取って着信音ファイルを作成可能。作成可能な着信音の長さは30秒までに制限されているほか、フェードイン・フェードアウトといったエフェクト機能などは備えておらず、機能的には物足りない部分もみうけられる。

 しかしその分操作がシンプルで、ファイルの選択、サウンドの切り取り、転送先のデバイスのOS選択、ファイルの保存先の指定といった作業をウィザードに従って順に行うだけで、簡単に着信音ファイルができあがる。ひとつのソフトで複数のモバイルOS向け着信音ファイルが作成できる点も、端末を複数持っているユーザーにとってはありがたい。

1. MP3ファイルをドラッグ&ドロップで指定1. MP3ファイルをドラッグ&ドロップで指定

2. サウンドを切り取る。着信音の長さは最大30秒まで2. サウンドを切り取る。着信音の長さは最大30秒まで

3. 転送先のデバイスの指定。たとえば“iPhone”を選択するとM4R形式の着信音ファイルが作成される。そのほかはMP3形式になるようだ3. 転送先のデバイスの指定。たとえば“iPhone”を選択するとM4R形式の着信音ファイルが作成される。そのほかはMP3形式になるようだ

4. 保存先の指定4. 保存先の指定

5. ファイルの作成5. ファイルの作成

6. 完成6. 完成

 作者によると、iPhone、BlackBerry、Android、SymbianなどのOSに対応しているとのこと。また、編集部にてWindows Phone 7向けの着信音を作成してみたところ、とくにトラブルなく簡単に作成できた。

Windows Phone 7端末へ着信音を転送するには、「Zune Software」を利用する。着信音ファイルのカテゴリーを“ringtone”へ設定しておこうWindows Phone 7端末へ着信音を転送するには、「Zune Software」を利用する。着信音ファイルのカテゴリーを“ringtone”へ設定しておこう

あとは[設定]-[着信音&サウンド]を開き、先ほど登録した着信音を選択すればよいあとは[設定]-[着信音&サウンド]を開き、先ほど登録した着信音を選択すればよい

【著作権者】
FriedCookie
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.4

(柳 英俊)