REVIEW(12/06/12)

編集中ファイルを“Gist”で公開できるVisual Studio拡張「GistSharpExtension」

サンプルソースを公開する用途にピッタリ

「GistSharpExtension」v1.1.3.0「GistSharpExtension」v1.1.3.0

 「GistSharpExtension」は、「Visual Studio」で編集中のファイルを“Gist”へ新規登録できる拡張機能。「Visual Studio 2010」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7上の「Visual Studio 2010 Professional」で動作を確認した。ライブラリサイト“Visual Studio Gallery”からダウンロードできる。

 “Gist”とは“GitHub”が運営しているテキスト共有サービスで、単一ドキュメントの共有に特化しているのが特長。主要なプログラミング言語のソースコードのシンタックスハイライトに対応するほか、“GitHub”ではお馴染みの“Markdown”記法にも対応。ブログへの埋め込みもサポートしているので、ソースコードの断片やメモの共有によく利用されている。また、“Git”がベースになっているので、ドキュメントのバージョン管理や、ほかのユーザーによるフォーク(fork)やクローン(clone)が可能なのも特長と言えるだろう。

 「GistSharpExtension」は、そんな“Gist”を「Visual Studio」から手軽に利用するための拡張機能。[ツール]-[Create new gist]メニューを選択すると、現在編集中のファイルをもとに、新しい“Gist”リポジトリを作成できる。サンプルソースを公開する用途にピッタリだ。

[ツール]-[Create new gist]メニューを選択[ツール]-[Create new gist]メニューを選択

ダイアログにアカウント情報など必要項目を入力ダイアログにアカウント情報など必要項目を入力

新しい“Gist”リポジトリが作成される新しい“Gist”リポジトリが作成される

 なお、“Gist”のリポジトリを作成するには“GitHub”のアカウントが必要。

【著作権者】
TAKANO Sho 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1.3.0(12/06/06)

(柳 英俊)