REVIEW(12/08/07)
さまざまなアプリケーションに“自動保存機能”を追加する「AutoSaver」
アクティブなウィンドウに対して定期的に[Ctrl]+[S]キーを送信する仕組み
「AutoSaver」は、さまざまなアプリケーションに“自動保存”機能を追加できるソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作確認をした。Windowsに関する情報サイト“door2windows”からダウンロードできる。
パソコンを使ったことがある人なら誰しも、“せっかくファイルを編集したのに保存するのを忘れてしまい、すべてが最初からやり直しになってしまった”などといった悲しい経験をしたことがあるだろう。一部のソフトにはそれを防ぐための“自動保存”機能機能が搭載されているが、すべてのソフトがそんな便利な機能を備えているわけではない。
そこでおすすめしたいのが、「AutoSaver」だ。
本ソフトは、アクティブなウィンドウに対して定期的に[Ctrl]+[S]キーを送信する。Windowsアプリケーションのほとんどは、“上書き保存”コマンドのショートカットキーに[Ctrl]+[S]キーを割り当てている。そのため、アプリケーション側からはユーザーが“上書き保存”コマンドを定期送信しているように見え、ユーザー側からはアプリケーションがファイルを定期的に“自動保存”しているように見える、というわけだ。
もちろん、たまたまアクティブになっていたウィンドウへ誤って“上書き保存”コマンドが送信されることもありうる。
たとえば筆者の場合、記事執筆の息抜きにWebを閲覧するつもりが、ついつい夢中になって記事執筆を忘れてしまうことがよくある。しかし本ソフトを起動しておけば、定期的にWebページの保存ダイアログが現れるので、我に返るきっかけになって便利だった。
なお、インターバルは15秒・30秒・1分・5分・10分の5つから選択可能。また、スタートアップへ自身を登録する機能も備えるが、編集部にて試用したところ正常に動作しなかった。
- 【著作権者】
- Kishan Bagaria 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- -(10/07/18)