REVIEW(12/10/01)

迷路に道具を配置して棒人間をゴールまで導くパズルゲーム「脱出男」

ブロック・ジャンプ台・手すりなどを配置してトゲなどから棒人間を守ろう

「脱出男」v1.02「脱出男」v1.02

 「脱出男」は、迷路にブロックやジャンプ台などを配置し、ひたすら前進し続ける棒人間たちをゴールまで導く2D横視点のパズルゲーム。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 ステージは16種類用意されており、どのステージからでもプレイ可能。ステージ上には通常のブロックのほか、棒人間が通ると崩れる煉瓦のブロックや触れる死んでしまうトゲ、ワープゾーン、決まった回数通過するとバリケードが飛び出すブロックなどが配置されている。棒人間はトゲに触れるほか、画面外へ落ちてしまっても死亡し、スタート時にいる全員がゴールしないとステージをクリアできない。

 棒人間を導くための道具は通常のブロックのほか、ジャンプ台、棒人間がぶら下がる手すり、一方通行や方向転換の看板が用意されている。ブロック・ジャンプ台・手すりはいくつでもステージ上へ配置できるが、看板はステージに1つしか配置できない。また、ジャンプ台は1ブロック分高い場所から落ちないと使えないほか、手すりに捉まった状態では方向転換ができないといった制限がある。

 操作はマウスの左クリックで道具の配置、右クリックで配置した道具の消去、マウスホイールの回転で道具の切り替えとなっている。また、スペースキーで棒人間が動き始めるほか、[A][D]キーでステージをスクロールさせることが可能。

 1から13までのステージでは、あらかじめ道具を配置してから棒人間を動かし、ゴールまで導くのが基本となり、棒人間が動き始めてからでも道具を配置できるが、道具を消すことはできない。14から16までのステージではあらかじめ道具を配置できなくなり、棒人間が動き始めてから道具を配置・消去しながら進めていく方式になる。

 ステージの数字が増えると、鍵や水中といった新しい要素が加わる上、ステージも大きくなり難易度が上がっていく。棒人間たちに何度も死んでもらい、トライ&エラーを繰り返すことで少しずつ先へ進めていこう。

14から16までのステージではリアルタイムで道具を配置する必要がある14から16までのステージではリアルタイムで道具を配置する必要がある

水や鍵の要素がステージの難易度を上げている水や鍵の要素がステージの難易度を上げている

【著作権者】
azurriver 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.02(12/06/06)

(長谷川 正太郎)