レビュー

「Google Chrome」でMac/iOSの“絵文字”を表示できるようにする拡張機能「Chromoji」

iPhoneから投稿された絵文字入りのツイートも文字化けすることなくカラーで表示できる

「Chromoji - Emoji for Google Chrome」v1.2.8

 「Chromoji - Emoji for Google Chrome」は、「Google Chrome」で“絵文字”を表示できるようにする拡張機能。寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1上の「Google Chrome」v32.0.1700.102で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”からダウンロードできる。

 本拡張機能を利用すると、ページに含まれる絵文字をMac OS X/iOSスタイルの画像アイコンへ置き換えて表示することが可能。Mac OS X/iOS環境で入力した絵文字をWindows環境で表示させると、白黒のフォントで描画されたり、文字化けして正常に表示できないことがあるが、本拡張機能を入れておけばカラーでキレイに表示される。iPhoneからTwitterへ投稿された絵文字入りのツイートも、デスクトップの「Google Chrome」で楽しめる。

「Chromoji」が無効の場合
「Internet Explorer 11」で表示した場合
本拡張機能のオプション画面

 なお、本拡張機能はページをスキャンして絵文字を画像へ置き換える仕組みをとっており、表示速度に若干のペナルティがある。絵文字の表示よりも表示速度を優先させたいサイトが場合は、拡張機能のオプション画面にあるブラックリスト欄にそのドメインを登録しておくことをお勧めする。そのほかにも、このオプション画面にはローカルのフォントで表示できる場合はフォントによる表示を優先するオプションや、絵文字の大きさを調節するオプションなどが用意されている。

ソフトウェア情報

「Chromoji - Emoji for Google Chrome」
【著作権者】
Robert Davey 氏
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.2.8(13/10/28)

(柳 英俊)