レビュー
「Office 2013」「Office 365」を完全削除できる「Microsoft Fix it」ツール
「Office 2013」のセットアップ・アンインストールでトラブルにあったら試してみよう
(2014/3/20 14:16)
「O15CTRRemove.diagcab」は、「Microsoft Office 2013」および「Office 365」を完全に削除するための「Microsoft Fix it」ツール。編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。同社のサポートページから無償でダウンロードできる。
「Microsoft Office 2013」は一般のアプリケーションと同様、コントロールパネルにある「プログラムと機能」からアンインストールすることができる。しかし、まれにアンインストールに失敗してしまい、再度セットアップやアンインストールを試みてもエラーが発生して処理が完了しないことがあるようだ。手動ですべてのコンポーネントを削除することも不可能ではないが、「Microsoft Office 2013」は大量のコンポーネントから成っているため手順が煩雑で、あまり現実的ではない。
そのような場合に試してほしいのが、本ツールだ。システムから「Microsoft Office 2013」関連のコンポーネントやサービス、スケジュールタスク、レジストリ項目などをすべて削除してくれる。
使い方は簡単で、ウィザードに従って作業を進めていくだけでよい。コマンドプロンプトでクリーンアップツールが実行され、すべての「Microsoft Office 2013」関連コンポーネントが削除される。途中、エクスプローラや「Internet Explorer」、「Microsoft Office」が強制的に終了させられるので、作業中のファイルがあればあらかじめ保存して閉じておこう。
なお、コマンドプロンプトがなかなか表示されない場合は、タスクマネージャーで「Microsoft Office」関連のプロセスを終了して、再度本ツールを実行するとうまくいくようだ。
ソフトウェア情報
- 「O15CTRRemove.diagcab」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
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