レビュー
エクスプローラ上でいきなりローマ字をタイプしてファイルを探せる「ExpIncr」
“Migemo”による検索をフォルダ上で利用できる
(2014/5/29 18:11)
「ExpIncr」は、エクスプローラ上でいきなりローマ字をタイプしてファイルを探せるソフト。64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、ベクターのライブラリページからダウンロードできる。
エクスプローラは、ファイル・フォルダ名の先頭の英数字を1・2文字タイプして該当するファイル・フォルダへジャンプする機能を備えているが、日本語名のファイル・フォルダへはジャンプできない。また、ファイル・フォルダ名の途中にある文字列ではヒットしないため、先頭に日付を入れ、その後に内容を反映した名前を付けているファイルなどへジャンプしづらい。
本ソフトは、ローマ字入力で日本語をインクリメンタルサーチできる“Migemo”による検索をフォルダ上で利用できるソフト。起動するとタスクトレイに常駐し、フォルダにフォーカスを当ててローマ字をタイプするだけで、名前に該当する漢字や仮名を含むファイル・フォルダへジャンプできる。この際、入力された文字列は表示されず、該当するファイルなどが複数ある場合は[Alt]+[N]キーで次の候補へ移動可能。
さらに、[Alt]+[S]キーを押すとヒットしたファイルをすべて選択できるほか、[Alt]+[I]キーで検索ダイアログを表示可能。ただし、検索ダイアログを使用した場合は“Migemo”を使った検索は行えないため、IMEなどで日本語を入力して検索を行う必要がある。
そのほか、インストールフォルダ内にある“ExpIncr.ini”(64bit版では“ExpIncr64.ini”)を編集することで、ショートカットキーなどを変更可能。
ソフトウェア情報
- 「ExpIncr」
- 【著作権者】
- @expincr 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.0.0.8