レビュー

Windows XP風のスタートメニューをWindows 8へ追加する「Spencer」

実行ファイルをタスクバーへピン留めして利用するのがお勧め

「Spencer」v1.07

 「Spencer」は、Windows XP風のスタートメニューをWindows 8へ追加するソフト。寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトは、シンプルなメニュー型のアプリケーションランチャー。実行ファイル単体で動作するポータブルアプリになっており、起動するとスタートメニューフォルダにショートカット登録されている、システムへインストール済みのアプリケーションへすばやくアクセスできる。

 お勧めの使い方は、実行ファイルをタスクバーへピン留めして利用する方法だ。タスクバー左端に配置しておけば、あたかも第二の[スタート]ボタンのように扱える。Windows 8のスタート画面の置き換えを狙った「Classic Shell」ほど大掛かりなものは要らないが、Windows 8のスタート画面には馴染めないといったユーザーはぜひ試してほしい。

実行ファイルをタスクバーへピン留めして利用するのがお勧め

 ランチャーメニューからは“コントロールパネル”や“ファイル名を指定して実行(Run)”、管理者権限の「コマンドプロンプト」などへアクセスすることも可能。[Shut Down Windows]ボタンでOSをシャットダウンしたり、[Organize]ボタンでスタートメニューフォルダを開いてショートカットを整理するといったこともできる。

ソフトウェア情報

「Spencer」
【著作権者】
The SZ 氏
【対応OS】
Windows 8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.07(14/06/14)

(樽井 秀人)