レビュー
プロセスやネットワーク、ハードウェアの情報をシンプルに表示「Wise System Monitor」
必要な情報をデスクトップの隅へコンパクトに表示するフローティングウィンドウが魅力
(2014/9/16 11:00)
「Wise System Monitor」は、システムチューンナップソフト「Wise Care 365 Free」などの製品で知られるWiseClearner製のシステムモニター。64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8に対応する非商用利用のみのフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、同社のWebサイトからベータ版をダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、システム内で実行されているプロセスに関する情報、CPUの温度やファンの回転数といったハードウェア情報、ネットワークトラフィック、メモリの利用状況などをモニタリングして表示することが可能。シンプルなデザインが好印象だ。
なかでも最大の特長は、コンパクトなフローティングウィンドウでシステム情報を提供してくれることだろう。このフローティングウィンドウはデスクトップ右下に表示され、アップロード速度、ダウンロード速度、メモリ利用率といった情報を小さなバーにまとめて表示してくれる。CPU利用率の推移を表すミニグラフやCPUのリアルタイム温度を表示することも可能。
さらに、各項目をクリックするとウィンドウが縦に広がり、追加の情報が表示される。たとえばアップロード速度の欄をクリックすると、アップロード量の多いアプリケーションの一覧やアップロード速度の推移を表すグラフを閲覧することが可能。メモリ利用率の欄をクリックすれば、メモリを消費しているアプリケーションが簡単にチェックできる。また、CPU温度の欄をクリックすれば、CPUの他にマザーボードやHDDの温度を確認することが可能。フォーカスを失うと元のバー表示に戻るので、他の作業の邪魔にならないのもうれしいポイントだ。
ソフトウェア情報
- 「Wise System Monitor」ベータ版
- 【著作権者】
- WiseClearner
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(非商用利用のみ)
- 【バージョン】
- 1.14.19(14/09/11)