レビュー
Exif情報をもとに写真を撮影日時でフォルダー分けできる「Photo Manager」
ウィザードに従って整理対象のフォルダーと振り分けの方法を選ぶだけ。アンドゥも可能
(2015/1/16 14:37)
「Photo Manager」は、Exif情報をもとに写真を撮影日時でフォルダー分けできるソフト。寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 4.5が必要。本ソフトの配布ファイルは圧縮されておらず、実行ファイルそのものとなっている。
本ソフトを利用すると、指定したフォルダー内の写真を撮影日時でフォルダー分けし、整理することが可能。ウィザード形式で簡単に行えるのが特徴で、案内に従って写真の保存されているフォルダーを指定し、フォルダー分けの方法を選択すれば、「Photo Manager」が撮影日時をもとにした名前のフォルダーを自動生成し、写真を振り分けてくれる。
撮影日時のデータは、写真に埋め込まれているExif情報がもとになっているが、もし写真の振り分け処理が意図したものと異なっていた場合は、アンドゥ処理を施すことも可能。ただし、生成された撮影日時のフォルダーは削除されないので、手動で削除する必要がある。
そのほかにも、ソフトを標準の“Basic Mode”から“Advanced Mode”へ切り替えれば、Exif情報の撮影日時を修正したり、撮影日時をもとにしたリネーム処理を行うといった、より高度な機能を利用することも可能。とはいえ、本ソフトの魅力はあくまでも写真を簡単に撮影日時でフォルダー分けできる“Basic Mode”にあると言えるだろう。メモリカードにたまった写真を整理したい場合などに役立てたい。
ソフトウェア情報
- 「Photo Manager」
- 【著作権者】
- Translucency 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 0.9.5.3 (beta)(14/12/30)