レビュー
フォルダー・ファイル一覧をワイルドカードで絞り込んで取得できる「Clip File Name」
データはクリップボードやテキストファイルへ出力可能
(2015/2/17 11:00)
「Clip File Name」は、指定したフォルダー内にあるフォルダー・ファイル名の一覧リストを作成できるソフト。Windows XP/Vista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。
ダイアログボックスで指定したフォルダー内にあるファイルやフォルダーの名前を取得し、一覧リストをクリップボードやテキストファイルに出力できる。ワイルドカードを利用してリストにするフォルダー・ファイルを絞り込めるのが特長。拡張子単位でファイルの一覧を取得したり、特定の文字列を含むファイル名の一覧を取得することができる。
メイン画面上の[実行]ボタンを押すと、クリップボードへシンプルなファイル名の一覧が送られる。また、[表示]ボタンを押すと、より詳細な操作が可能な[File View]ウィンドウが開き、取得されたファイル名の一覧が表示される。
[File View]ウィンドウでは、ファイル名だけでなくファイルの絶対パスも表示され、ファイルやサブフォルダーをフォルダー内の構造に従い、字下げして表示することも可能。また、右クリックメニューからは一覧をクリップボードかテキストファイルへ出力可能で、出力されるデータはタブで区切られているため、TSVデータを扱えるソフトならば容易に編集できる。
[File View]ウィンドウから出力を行うと、ファイル・フォルダー名の前方にフォルダーを表す“D”・ファイルを表す“F”の文字、後方に絶対パスが追加される。また、“D”または“F”の前に挿入される半角スペースの数でフォルダーの階層が表現されている。
また、[File View]ウィンドウでは簡単なファイルの操作が可能。右クリックメニューからファイル・フォルダーを開くことができるほか、選択したファイル・フォルダーの親フォルダーを開いたり、コピーや移動、削除が行える。
ソフトウェア情報
- 「Clip File Name」
- 【著作権者】
- Man 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 2.1