レビュー
画像ファイルの右クリックメニューにプレビュー・編集機能を追加「XnShell」
「XnView」シリーズの一つ。多彩なフォーマットに対応した変換機能などが便利
(2015/3/5 13:51)
「XnShell(XnView Shell Extension)」は、画像ファイルの右クリックメニューへプレビューやフォーマット変換などの機能を追加するシェル拡張ツール。64bit版を含むWindowsに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトは、画像ビューワーとして有名な「XnView」シリーズの一つ。画像ファイルの右クリックメニューに[XnView]サブメニューを追加するエクスプローラー拡張ツールだ。
本ソフトが追加する[XnShell]サブメニューでは、メニュー上で画像のプレビューが可能。サイズや色深度(表現可能な色数:bpp)、ファイルサイズといったデータも参照可能で、わざわざプロパティを開かなくてもよいのがうれしい。
そのほかにも、フォーマットの変換機能や画像の向きを編集する機能、クリップボードへ画像データをコピーする機能、画像のメタデータを記述する“IPTC”データを編集する機能、画像共有サービス“ImageShack”へアップロードする機能、画像を壁紙へ設定する機能などを備える。フォーマットの変換機能では、GIF/BMP/JPEG/PCX/PNG/TIF/TGA形式へのクイック変換が可能。そのほかにも約50種類のフォーマットがサポートされており、ダイアログでフォーマットとパラメーターを指定して変換することができる。
なお、初期状態ではユーザーインターフェイスが英語になっているが、オプションダイアログで日本語化することが可能。オプションダイアログではそのほかにも、ソフトの挙動をカスタマイズしたり、不要なメニューを削除することができる。
ソフトウェア情報
- 「XnShell」
- 【著作権者】
- XnSoft
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.51