レビュー

Google Chromeの開発者ツールをダークテーマに「DevTools Theme: Zero Dark Matrix」

クールで目に優しいデザイン

「DevTools Theme: Zero Dark Matrix」v1.7.7

 「DevTools Theme: Zero Dark Matrix」は、「Google Chrome」の“デベロッパー ツール”でダークテーマを利用できるようにする拡張機能。編集部にてWindows 8.1上の「Google Chrome」v42.0.2311.90で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。

 ヘビーユーザーのなかには、一般的な白背景に黒文字のデザインよりも、暗い背景に明るい文字を組み合わせたデザインを好む人も多いのではないだろうか。明るい画面は長時間見つづけると目の負担になるし、なによりこうしたダークなデザインはクールで格好がよい。そのため、初期状態で暗い背景のダークテーマを採用するエディターも少なくない。

 本拡張機能は、このダークテーマを「Google Chrome」の“デベロッパー ツール”で利用できるようにする拡張機能だ。初期設定のライトテーマが気に入らないユーザーは是非試してほしい。

 “デベロッパー ツール”でダークテーマを有効にするには、本拡張機能のインストール後に、若干の設定変更が必要となる。

 まず“chrome://flags/#enable-devtools-experiments”を開き、[デベロッパー ツールのテストを有効にする]オプションを有効化して「Google Chrome」を再起動する。次に“デベロッパー ツール”の設定画面を開き、“Experiments”領域にある[Allow custom UI themes]オプションをONにして“デベロッパー ツール”をリロードしよう([F12]キーを2回押すのが簡単だ)。すると、“デベロッパー ツール”にダークテーマが適用される。

[デベロッパー ツールのテストを有効にする]オプションを有効化
“デベロッパー ツール”の設定画面にある“Experiments”領域で[Allow custom UI themes]オプションを探し、チェックをONにして“デベロッパー ツール”をリロード

ソフトウェア情報

「DevTools Theme: Zero Dark Matrix」
【著作権者】
Maurice Cruz 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.7.7(15/04/17)

(樽井 秀人)