レビュー

入力したキーの仮想キーコードやスキャンコードをリアルタイムに表示「Keymill」

取得した情報はCSV形式のテキストファイルに保存することも

「Keymill」v1.3

 「Keymill」は、入力したキーの仮想キーコードやスキャンコードをリアルタイムに表示できるツール。Windows 2000/XPおよび64bit版の7/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。動作には.NET Framework 2.0/3.0/3.5のいずれかが必要。

 本ソフトを利用すると、キー入力をリアルタイムで監視して、入力されたキーの仮想キーコード・スキャンコード・拡張キーフラグ・コンテキストコード・遷移状態フラグなどを取得・表示することが可能。Windowsを起動してからの経過時間も、タイムスタンプとして同時に記録される。

 たとえば、キー入力を自動化するツールなどを開発する場合や、他のツールの挙動を調査するといった用途に使えるだろう。また、取得した情報はCSV形式のテキストファイルに保存することが可能。キー入力のログ収集にも利用できる。

 そのほかにも、設定ダイアログでは表の背景色や文字色、フォントなどがカスタマイズ可能。それぞれの列の幅や並び順を調整したり、列の表示・非表示を指定することもできる。

設定ダイアログ

ソフトウェア情報

「Keymill」
【著作権者】
K.Tamura 氏
【対応OS】
Windows 2000/XPおよび64bit版の7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.3(13/03/16)

(樽井 秀人)