レビュー
オンラインストレージ“OneDrive”を仮想ドライブとしてマウントできる「OneDriveFS」
読み取り専用だが、サブアカウントのOneDriveをエクスプローラーで扱いたい場合などに便利
(2015/9/30 05:05)
「OneDriveFS」は、オンラインストレージ“OneDrive”を仮想ドライブとしてファイルシステムへマウントできるツール。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトは“OneDrive”を仮想ドライブとしてマウントするためのツール。マウントされたドライブは読み取り専用となっており、ファイルの作成・編集・削除といった操作は行えない。今後も書き込みに対応する予定はないとのことだが、サブアカウントの“OneDrive”を「エクスプローラー」で手軽に閲覧したい場合などには十分役立つ。
本ソフトを利用するには「.NET Framework 4.6」と、さまざまなデータをファイルシステムとして扱うためのライブラリ「Dokan」が必要。未導入の場合は、あらかじめインストールしておこう。
本ソフトを起動したら、メイン画面にある[設定]ボタンを押して[接続設定]ダイアログへアクセスし、セットアップを行おう。[接続設定]ダイアログにはさまざまなオプションが用意されているが、最低限行わなければならないのはアクセストークンの取得のみ。[取得]ボタンを押せば“Microsoft アカウント”の認証処理が開始されるので、アクセスしたい“OneDrive”のアカウントでログインし、アクセスを許可すればよい。
そのほかにも、この[接続設定]ダイアログではドライブレターやボリュームラベル、キャッシュファイルの保存フォルダーなども指定できる。たいていの場合初期設定で問題ないが、必要がある場合は設定を変更しておこう。
接続周りの設定が完了したら、メイン画面で[マウント]ボタンを押す。すると「エクスプローラー」に“OneDrive”の仮想ドライブが追加される。仮想ドライブを削除したい場合は、[アンマウント]ボタンを押せばよい。
ソフトウェア情報
- 「OneDriveFS」
- 【著作権者】
- あああああ 氏
- 【対応OS】
- 64bit版のWindows 7/10(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- -(15/09/22)