レビュー
無駄に開かれたフォルダーを自動で閉じる「ExplorerWindowCleaner」
重複して開かれたフォルダーや使われていないフォルダーを自動的に閉じられる
(2015/10/20 13:17)
「ExplorerWindowCleaner」はエクスプローラーで開いたフォルダーが重複した際に自動的に閉じてくれるタスクトレイ常駐型ツール。Windows 7/8/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 4.5が必要。
本ツールが常駐している間は、エクスプローラーが開いているフォルダーのパスを定期的にチェックし、重複したパスを持つフォルダーを自動的に閉じてくれる。チェックする間隔は本ソフトの実行ファイルがあるフォルダー内の設定ファイル“ExplorerWindowCleaner.exe.config”をテキストエディターなどで編集することで変更可能。標準では“Interval”のパラメーターが“00:00:10”(10秒)となっているので、必要に応じてこの値を変更しよう。
また、使われていないフォルダーを自動的に閉じる機能も備えており、最後に表示されてから指定時間が経過したフォルダーを閉じることが可能。標準では8時間が設定されているが、設定ファイルの“ExpireInterval”パラメーターで変更できる。なお、本機能は標準で有効化されているが、タスクトレイ上のアイコンで表示できる右クリックメニューの[Auto Close Unused expire]項目のチェックを外すことで無効化可能。
そのほか、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから[Open]項目を選択すると、開いているフォルダーの一覧画面が表示される。一覧画面では開かれているウィンドウの一覧を確認したり、選択されたフォルダーの絶対パスをクリップボードへ送ることが可能。
さらに、一覧画面左端の空欄をクリックすると、そのフォルダーのピン留めを行うことができる。ピン留めしておくことによって自動的に閉じる対象から外すことができるほか、ピンを設定しておいたフォルダーはあとから一括して開くことができる。
ソフトウェア情報
- 「ExplorerWindowCleaner」
- 【著作権者】
- FINALSTREAM
- 【対応OS】
- Windows 7/8/10(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.52(15/10/19)