REVIEW(09/08/26)
テキストエディター搭載の文字起こしプレイヤー「Voice Writing Light Edition」
ショートカットキーでプレイヤーを操作、音声を保ったまま再生速度を変更可能
「Voice Writing Light Edition」は、ボイスレコーダーで録音した音声データなどの文字起こしを支援するソフト。Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードでき、動作には.NET Framework 2.0が必要。なおユーザー登録をすれば、機能を強化できるアップグレード版を無料でダウンロードできる。
画面上部にはオーディオプレイヤー、画面下部にはテキストエディター機能が配置されており、文字起こしの作業が1つのアプリケーションに集約されるため、音声データのスムーズな活字化に繋がるだろう。音声ファイルはMP3/WAVE/WMA形式に対応しており、あらかじめ設定したショートカットキーでプレイヤーを操作できるようになっている。
再生速度は0.5~2.0倍の間で変更することが可能で、ユーザー登録で入手したアップグレード版を導入している場合には、再生速度を変更しても音程が保たれる。また、シークバーの両端をドラッグ&ドロップすれば再生範囲が限定され、その区間をリピート再生することも可能だ。
搭載のテキストエディターは極めてシンプルなものだが、話者の名前や現在の再生位置を記録するためのメモ欄が別途設けられている。作成した文書はTXT/RTF形式または独自形式で保存でき、独自形式を選択した場合にはメモ欄の内容を文書と併せて保存できる。
なお同社によると、より機能が充実した2種類の有償版を販売する予定があるとのことで、その影響から無償版では一部のメニューやツールボタンが無効化されている。
- 【著作権者】
- (株)ボイススピリッツ
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0.1008(09/07/10)