REVIEW(09/09/08)

12,880カ所におよぶ空港への着陸を「Google Earth」で体験できるKMLファイル群

「Google Earth」の“ツアー”機能を使ってパイロットの視点で空港に着陸

「Google Earth」で福岡空港への着陸を体験「Google Earth」で福岡空港への着陸を体験

 「Google Earth」で世界中の空港への着陸を体験できる多数のKMLファイルが、航空関連情報を集めたWebサイト“航空情報ナビ 39fly”で公開されている。いずれも無料で利用でき、編集部にてWindows Vista上の「Google Earth」v5.0.11733.9347で動作確認した。KMLファイルは同サイト内の空港・飛行場情報を掲載しているページからダウンロードできる。

 空港への着陸を体験するには、まずダウンロードしたKMLファイルを「Google Earth」で開く。すると、「Google Earth」の表示が空港の場所へジャンプするとともに、サイドバーにある“場所”画面の[保留]ツリーにダウンロードしたKMLファイルが現れる。あとは、ツリー上のビデオカメラ型アイコンをクリックすればよい。

 空港への着陸は「Google Earth」の“ツアー”機能を使って再生され、パイロットの視点による体験ができる。視点は画面上のドラッグで一時的に変更することもできるが、しばらくすると進行方向へ戻る仕組み。また、画面に表示される青線は着陸時の航路を表しており、“場所”画面のチェックボックスから非表示にすることも可能。

 同サイトでは一般の空港のほか、“嘉手納飛行場”などの軍事基地や“ケネディ宇宙センター”のスペースシャトル着陸用滑走路の情報も掲載されており、着陸を体験することが可能。

(長谷川 正太郎)