REVIEW(09/09/09)
不要部分をそぎ落としてWebページを印刷できる「Printee for Internet Explorer」
Webページ上のメニューやサイドバーを除外して印刷用紙やインクを節約
「Printee for Internet Explorer」は、Webページを印刷する際に、Webサイト上のメニューやサイドバーといった不要な部分をそぎ落として、必要な部分だけを印刷できるIEアドオン。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista上のIE6/7/8に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。また、本ソフトは海外製だが、オプションによりメニューなどを日本語化可能。
Webページは、メインのコンテンツのほか、メニューやサイドバー、メッセージの入力フォームなどさまざまな要素が組み合わさって成り立っている。これらの要素は、Webブラウザー上で閲覧する際には便利でも、印刷する際には不要なことが多い。本アドオンを使えば、IEで閲覧中のWebページを印刷する際に、Webページ上の不要な要素や画像などをそぎ落として、必要な部分だけを印刷できる。
インストールすると、IEのツールバー上にプリンターの形をしたボタンが表示される。印刷したいWebページを開いた状態でこのボタンを押すと、オレンジ色のツールバーが表示され、Webページ上の画像やテキスト、サイドバー、メニューといった各要素にマウスカーソルを合わせることで、その要素をオレンジの枠で囲めるようになる。
各要素を枠で囲んだ状態でマウスをクリックすると、枠で囲んだ範囲が緑色に塗り潰される。その状態でツールバー上の[読み取る]ボタンを押せば、塗り潰された要素のみを印刷する範囲として設定できる。
同様に要素を選択した状態で[削除]ボタンを押せば、選択した要素を印刷範囲から除外することが可能。まずはメインのコンテンツ部分を印刷範囲として設定し、そのなかからメッセージ入力フォームなど不要な部分を次々と削っていくとよいだろう。このとき、一度に複数の要素を選択してからボタンを押すこともできる。
また、Webページ上の画像や背景を一括して削除することもできるほか、Webページ上のテキストのフォントサイズを変更するなどの設定も可能。Webページをそのまま印刷するのに比べ、どうしても手間がかかってしまうが、用紙やインクを節約したいという人は本アドオンを利用してみてはいかがだろうか。
- 【著作権者】
- irido.com
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.6.0.1(09/09/02)