REVIEW(09/10/01)
ソフトのショートカットファイルに照準を合わせてアンインストール「KUninstall」
リストから探すよりも手軽に不要なソフトをアンインストール可能
「KUninstall」は、起動中のソフトやデスクトップ上のショートカットファイルへ照準マークを合わせることで、不要なソフトをアンインストールできるソフト。Windows 2000/XP/Vistaに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
起動するとパソコンにインストールされているソフトがリスト形式で一覧表示される。一覧から不要なソフトを選択し、画面上側にある[Uninstall]ボタン押せば、選択したソフトをアンインストールできる。
特長は、画面左上にある照準マークをデスクトップ上のショートカットファイルや起動中のソフトへドラッグ&ドロップすることで、当該ソフトをアンインストールできること。リストから探すよりも手軽に不要なソフトをアンインストールできて便利。
さらに、タスクバーボタンやクイック起動に登録されているアイコン、タスクトレイに格納されているアイコンへ照準を合わせてアンインストールを開始することも可能。また、不要なソフトのショートカットファイルを本ソフト上へドラッグ&ドロップすることでもアンインストールを開始できる。照準マークをクリックすると、本ソフトのウィンドウが一時的にタイトルバーのみの状態となり、デスクトップ上のショートカットファイルなどを選択しやすくなる。
動作も軽快で、Windows標準の“プログラムのアンインストールまたは変更”などと比べ、高速にソフトの情報を一覧できる。表示された一覧は、キーワードで絞り込んだり、ソフト名やインストールした日付などの各カラムでソート可能。
また、一覧の右クリックメニューから選択したソフトをアンインストールすることも可能なほか、インストールフォルダやWebサイトを開いたり、Windows標準のレジストリエディタで当該ソフトのエントリーを開くといった機能も備える。
なお、編集部にて試用したところ、Windows Vista環境ではタスクトレイに格納されたアイコンへ照準を合わせた際に、当該ソフトではなく“Windows”フォルダ内にあるスクリーンセーバーなどが選択されてしまう現象を確認した。アンインストールの際には確認のダイアログが表示されるが、誤って必要なソフトをアンインストールしてしまわないように十分注意してほしい。
- 【著作権者】
- Kensoft
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 0.3(09/08/11)