REVIEW(10/03/29)

さまざまなプログラミング言語のソースコードを構文に従って色分け「Highlight」

150以上の言語に対応、HTML/XHTML/RTFなどの形式で出力できる

「Highlight」v2.15「Highlight」v2.15

色分けしたソースコードをHTMLファイルとして出力し、Webブラウザーで閲覧した様子色分けしたソースコードをHTMLファイルとして出力し、Webブラウザーで閲覧した様子

 「Highlight」は、さまざまなプログラミング言語のソースコードを構文に従って色分けし、HTML/XMLなどの形式で出力できるソフト。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトは、150以上のプログラミング言語に対応したシンタックスハイライター。プログラミング言語のソースコードを構文解析し、予約語・文字列・数値などを色分け表示することが可能。また、40種類の色分けテーマがあらかじめ用意されており、テーマに応じた色分けが可能。「Visual Studio」「Eclipse」「Emacs」といった著名なソースコードエディターの色分け設定もテーマとして収録されており、日頃使い慣れた色分け方法でソースコードを閲覧することもできる。

 さらに、本ソフトは出力機能も充実。HTML/XHTML/RTF形式やTeX/LaTeX形式、SVG形式での出力に対応するほか、海外の掲示板などでよく使われる“BBCode”としても出力できる。色分けされたソースコードは、ファイルとして出力できるほか、クリップボードへのコピーも可能。ブログ記事や掲示板でサンプルのソースコードを提示する際に便利だろう。

 出力の際は行番号の有無、ファイルのエンコード形式などを設定可能で、指定した行数での改行にも対応している。また、HTML形式で出力する場合は、色分け設定を指定したCSSファイルを別ファイルとして出力することも可能だ。

【著作権者】
Andre Simon 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.15(10/02/25)

(柳 英俊)