REVIEW(10/03/29)
Google Chromeで動画の再生部分以外を暗くして視聴に集中「Turn Off the Lights」
消灯時の塗りつぶし色や透明度を指定できるほか“Google ドキュメント”にも対応
「Turn Off the Lights」は、Webページ上で動画を再生する際に、動画の再生画面以外を暗く塗りつぶして、動画の視聴に集中できるようにする「Google Chrome」用の拡張機能。編集部にてWindows 7上の「Google Chrome」v4.1.249.1042で動作確認した。ライブラリサイト“Google Chrome 拡張機能ギャラリー”からダウンロードできる。
本拡張機能を利用すると、アドレスバー右端へ電球を模したボタンが現れる。このボタンを押すと、動画プレイヤー以外のWebページ部分を暗く塗りつぶして、動画の再生画面を際立たせることが可能。映画館の上映時などのように部屋を“消灯”して、動画の視聴に集中できるというわけだ。消灯状態を解除するには、もう一度電球ボタンを押すか、動画プレイヤー以外のWeb画面をクリックしよう。
本拡張機能はWebページ上にある「Adobe Flash Player」プラグインのコンテンツ部分を検知する仕組みになっており、編集部にて試用したところ、“YouTube”“ニコニコ動画”“DailyMotion”といった主要な動画共有サイトで利用できることを確認した。なお、HTML5の“video”タグで表示された動画にも対応するとのことだが、編集部で試用したところ正常に動作しなかった。
そのほか、オプション画面ではさまざまな設定を施すことも可能で、消灯時の塗りつぶしに利用する色や透明度などを指定できる。とくに“YouTube”の場合は、再生時に自動消灯したり、消灯時でもプレイリストなどの項目を表示しておくことも可能。
また、“Google ドキュメント”にも対応しており、ドキュメントを編集する際、編集画面以外のWebページ画面を“消灯”状態と同じように暗く塗りつぶせる。執筆に集中したい場合などに利用するとよいだろう。
- 【著作権者】
- Stefan vd 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.7.9.7(10/03/28)