REVIEW(10/04/09)
ソフトのメニュー階層をショートカットキーなどとともにテキスト化「MARISA」
ツリー形式のほかMarkdownやPukiWikiなどの記法に対応、マニュアル作りに便利
「MARISA」は、ほかのアプリケーションのメニュー項目を、階層構造を維持しながらテキストとして出力できるソフト。Windows Vistaに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.0が必要。
本ソフトは、アプリケーションのメニュー階層をショートカットキーつきでテキスト化できるので、アプリケーションのマニュアルを作る際に便利。使い方は簡単で、本ソフト上にあるカーソルを対象のウィンドウへドラッグ&ドロップするだけ。自動的にウィンドウ内のメニューを取得し、本ソフト上のテキストボックスへ出力できる。
出力形式は、階層に応じてインデントされる“デフォルト”や、“└”や“├”などの罫線を利用した“樹形図”を利用可能。また、“Markdown”や“PukiWiki”といったWebで広く利用されているテキスト記法にも対応している。さらに、インデントの文字幅といった一部書式のカスタマイズも可能だ。
なお、本ソフトはネイティブアプリケーションのほか.NET Framework製アプリケーションに対応しているが、Windows標準のメニューコントロールを利用しないソフトや、構造が複雑な一部のソフトでは利用できない。
- 【著作権者】
- recyclebin5385 氏
- 【対応OS】
- Windows Vista(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0(10/03/19)