REVIEW(10/05/17)
Google Chromeに任意のショートカットキーを登録できる「Shortcut Manager」
“新しいタブを開く”といった各種アクションに加えJavaScriptも割り当て可能
「Shortcut Manager」は、さまざまなアクションやスクリプトの実行をショートカットキーへ割り当てられる「Google Chrome」用の拡張機能。「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7上の「Google Chrome」v4.1.249.1064で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本拡張機能を利用すれば、「Google Chrome」へさまざまなショートカットキーを追加できる。ショートカットキーには、プリセットされたさまざまなアクションを割り当て可能。たとえば、指定したURLを新しいタブで開くといった一般的なアクションのほか、スクリーンショットを撮影する、一階層上へ移動する、カーソル位置へ定型文を挿入するといった、本拡張機能独自のアクションも豊富に用意されている。
さらに、自分で記述したJavaScriptやブックマークレットを登録して、ショートカットキーで実行させることも可能。たとえば、“Tumblr”や“Evernote”といったWebサービスで提供されているブックマークレットをショートカットキーに割り当てておけば、Web上のコンテンツをショートカットキーで手軽にスクラップできて便利だ。
ショートカットキーの登録は、拡張機能の設定画面から行う。登録の際に必要な情報は、“ショートカットキー”“URL パターン”“コマンド”“コメント”の4つ。
“ショートカットキー”の指定は少し変わっており、[Ctrl][Shift][Alt]キーといった装飾キーと併用しないキーコンビネーションも利用可能。たとえば、順に[N]キーと[T]キーを入力して新しいタブを開く(New Tab)といった、記憶しやすいキーコンビネーションを利用できる。登録したショートカットキーを特定のWebサイトでのみ利用したい場合は、“URL パターン”へURLを登録しておこう。URLを登録する際は、ワイルドカードや、“-”記号による除外指定を利用できる。
なお、設定済みのショートカットキーを有効にするには、一度タブを再読み込みする必要があるので注意。また、本拡張機能の設定画面は日本語表示に対応している。日本語表示が有効でない場合は、言語設定を一度英語に戻して、再度日本語へ設定してみよう。
- 【著作権者】
- jumpei@google.com 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.7.9(09/12/13)