REVIEW(10/09/27)
GPUの使用率や温度などをモニターするデスクトップガジェット「GPU Observer」
CPU関連のガジェットと並べて、GPUの活躍ぶりをチェックしよう
「GPU Observer」は、GPUの動作情報をリアルタイム表示するデスクトップガジェット。Windows 7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
“HTML5”世代のWebブラウザー「Internet Explorer 9」「Firefox 4」「Safari 5」でのWebページのレンダリングがGPUで処理されるように、グラフィックス以外の仕事をGPUに任せようという流れが年々強まっている。身近なところでは、多くのアプリケーションが各種動画のデコード処理にGPUを活用しており、YouTubeや地デジのハイビジョン映像もスムーズに再生できるようになった。
このようにGPUはさまざまな場面でCPUよりも仕事をこなしており、情報や知識としてGPUの役割はわかっているものの、実際にどれくらい貢献しているのか伝わりにくい。そこで「GPU Observer」を利用し、GPUの活躍ぶりを視覚的にチェックしてみてはどうだろうか。
起動すると、GPUの使用率や温度、動作クロックのほか、ビデオメモリの使用率、冷却ファンの回転数などを数値やレベルメーターでリアルタイムに確認できる。とくに、本デスクトップガジェットとCPU関連のデスクトップガジェットを並べておけば、CPUの代わりにGPUを使っている状況が手に取るようにわかる。
- 【著作権者】
- Orbmu2k 氏
- 【対応OS】
- Windows 7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.6