REVIEW(11/02/16)
Webサイトを好みの表示へカスタマイズできるGoogle Chrome拡張機能「Stylebot」
Webページのフォントや配色が読みづらい場合に
「Stylebot」は、Webサイトを好みの表示へカスタマイズできる「Google Chrome」用の拡張機能。「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の「Google Chrome」v9.0.597.98で動作を確認した。ライブラリサイト“Google Chrome 拡張機能ギャラリー”からダウンロードできる。
本拡張機能を利用すれば、ユーザー定義のCSSを適用することで、任意のWebサイトを自分好みのスタイルへカスタマイズ可能。たとえば、フォントが非常に小さかったり、配色の関係で非常に読みづらいWebページで利用すれば効果的だ。また、Webページのロゴを差し替えて楽しんだり、余計な部分を削除してシンプルな見栄えにすることもできる。
ユーザー定義のCSSを有効にするには、まず本拡張機能をインストールするとアドレスバー右側に現れる“CSS”と書かれたアイコンをクリックしよう。すると専用のサイドバーが現れ、要素(HTMLタグ)単位でスタイルを追加可能になる。追加したスタイルはドメイン単位で記憶され、閲覧時に自動で適用される仕組み。
スタイルをカスタマイズするには、まずサイドバー左上にあるカーソルボタンを押し、Webページ上のカスタマイズしたい部分を選択し、次にその部分に対応する要素へ追加適用したいスタイルをサイドバーで指定する。要素への追加スタイルを再編集したい場合は、サイドバー上部のプルダウンメニューから、当該要素を選択すればよい。
サイドバーの画面は、各種項目の値をGUIで編集できる“Basic”モードと、スタイルシートを直接記述する“Advanced”モードの2つを切り替え可能。標準状態では“Basic”モードになっており、CSSの知識に自信がない人でも簡単に利用できる。逆にCSSの編集に慣れた人ならば、“Advanced”モードのほうが手っ取り早くCSSを記述できるだろう。追加したスタイルはリアルタイムでWebページへ反映されるので、見栄えを確認しながらスタイルを編集できるのがうれしい。
さらに、サイドバー下部にある[Edit CSS]ボタンを押せば、当該Webサイト全体へ適応するスタイルを記述することも可能。“Basic”モードや“Advanced”モードでは記述できない複雑なセレクタや擬似要素などを利用したスタイルも記述できる。
- 【著作権者】
- stylebot.me
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.1(11/02/04)