REVIEW(12/02/01)

大量の写真を年表風に表示できる画像ビューワー「Phistory」

“あの頃”の写真を探すといった写真で思い出をたどる際に気分を盛り上げてくれる

「Phistory」v1.0.0「Phistory」v1.0.0

 「Phistory」は、指定フォルダ以下にある大量の写真を年表風に並べて表示できる画像ビューワー。Windows XP/7および64bit版のWindows 7に対応する525円(税込み)のシェアウェアで、一部の機能を除き無償で利用することも可能。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 写真を表示するフォルダは初回起動時に表示されるダイアログで指定し、フォルダ内の写真のほか、そのサブフォルダ内にある写真を表示可能。画面は、真っ暗な背景に取り込んだ写真の一部が左から右へ時系列で、雑に並べたように並ぶ。また、下に年号もしくは日付、時間が表示され、画面の左上には、画面の中心にあたる日時がデジタル時計風に表示される。

右ボタンを押しながら上下へドラッグするとタイムスケールが拡大右ボタンを押しながら上下へドラッグするとタイムスケールが拡大

 画面をマウスの左ボタンを押しながら左右にドラッグすると時間を進めたり戻したりすることが可能で、写真を上下にドラッグすると写真の縦位置を移動可能。右ボタンを押しながら上下へドラッグするとタイムスケールが拡大されてより多くの写真が表示されるようになるほか、写真をダブルクリックすれば写真を拡大表示できる。

 拡大された写真の下には画像を回転するボタンや年表風表示に戻るボタンが配置されている。また、ライセンスを購入した場合には、年表風表示にした際に必ずその写真が表示されるようになる“スター”を付加するボタンや日時順で次や前の写真を表示するボタンなどが追加される仕組み。

 画面左上にある日時の右側のボタンを押すと表示される設定ダイアログでは、写真を取り込むフォルダを変更したり、背景色を変更することが可能。本ソフトは“あの頃”の写真を探すといった、写真で思い出をたどる際に利用すると気分を盛り上げてくれるだろう。

【著作権者】
PhistoryLab
【対応OS】
Windows XP/7/7 x64
【ソフト種別】
シェアウェア 525円(税込み)
【バージョン】
1.0.0(11/12/21)

(長谷川 正太郎)