REVIEW(12/07/19)
TwitterやSkypeチャットを音声で入力できる「各種チャット用 音声入力Tool」
Windows Vista/7標準搭載の「Speech SDK」を活用
「各種チャット用 音声入力Tool」は、“Twitter”のツイートや「Skype」のテキストチャットを音声入力可能にするソフト。Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、Windows XP環境では.NET Framework 3.0および「Speech SDK 5.1」が必要。
“Twitter”のツイートや「Skype」のテキストチャットなどを、ヘッドセットなどを使って音声で入力可能にする。たとえば“Twitter”の場合は“Twitter”のWebインターフェイスのほか“Twitter”クライアントにも対応する。作者によると“ニコニコ生放送”のコメントなど、あらゆる種類のチャットソフトでおそらく動作するという。
本ソフトは、Windows Vista/7に標準で用意されている音声認識エンジン「Speech SDK」が活用されており、本ソフト自体の使い方は非常に簡単。まず本ソフトを起動し、コメントを音声入力したいソフトの入力欄にマウスカーソルを合わせよう。
ヘッドセットを使って、たとえば“こんにちは”と話すと、本ソフトの画面に“こんにちは”と表示される。そのメッセージを“Twitter”などへ投稿したい場合は、“そうしん”と話せばすぐにメッセージを送信できる。また、音声が正しく認識されなかった場合は、“とりけし”や“さくじょ”と話すことで、送信前にメッセージを削除して再度メッセージを音声入力することが可能。
さらに本ソフトは、辞書機能を備えており、たとえば“まど”と話すことで“窓の杜”を入力することが可能となっている。加えて“そうしん”と話した際に本ソフトが自動で行う処理を、[Enter]キーを押す、[Ctrl]+[Enter]キーを押す、“Twitter”のWebインターフェイス用の動作という3パターンから、利用するソフトやサービスに応じて切り替えられる。
- 【著作権者】
- 西村 誠一 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.1(12/07/16)