REVIEW（12/10/02）

　「Connect Drive」は、複数のネットワークドライブを一括で設定できるソフト。Windows 95から7までに対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

　共有フォルダなどをドライブとして登録できるネットワークドライブ機能は便利だが、ノートパソコンなどで異なるネットワークへ接続する場合、ネットワークが変わるたびにネットワークドライブを接続し直すのは手間がかかる。本ソフトを使えば、あらかじめ登録しておいた複数のネットワークドライブを一括で設定可能。また、複数の設定を簡単に切り替えることも可能だ。

　利用するには、まず同梱の“ConDrive.ini”ファイルをテキストエディターで開き、ネットワークドライブの設定を記述する必要がある。設定の書式は、最初の行にネットワークを識別するための任意の名前を“[]”で囲んで記載する。次の行からは1行に1つのネットワークドライブを指定する仕組みで、たとえば“N:=\\network\drive”といったように、設定したいドライブ名のあとへ“=”を記載し、そのあとに共有フォルダなどのパスを記載すればよい。

　“ConDrive.ini”に設定を記述したら“ConDrive.exe”を起動し、ネットワークを識別するためにつけた名前をプルダウンリストから選べば、ネットワークドライブを一括で設定できる。

　そのほか、複数のネットワークドライブを一括で切断できる「Disconnect Drive」も同梱されており、異なるネットワークドライブの設定を切り替える際に重宝する。