REVIEW(12/10/04)
“tail -f”コマンドを備えた巨大サイズ向けテキストビューワー「lessThanMore」
ファイルの更新を監視して追加された末尾部分に自動でジャンプ
「lessThanMore」は、巨大サイズのテキストファイルを快適に開ける閲覧専用のテキストビューワー。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
サーバーやシステム系アプリケーションのログファイルなど、数百MBやGBにもおよぶテキストファイルを閲覧するには一般的なテキストエディターでは少々荷が重い。このように巨大なログファイルの閲覧には、本ソフトのような巨大ファイルの閲覧に特化したテキストビューワーを使うのがお勧め。
本ソフトは編集機能を備えていない代わりに、GBクラスの巨大ファイルでも快適に開くことが可能。膨大なテキストファイルの場合はページに分けて表示する仕組みで、一度に読み込むサイズを指定できるほか、バイト単位で指定した部分のテキストを表示することができる。
また、Unix系OSで知られる“tail -f”コマンドと同等の機能を利用できるのも特長のひとつだ。これは、外部アプリケーションによるテキストファイルの更新を監視し、追加された末尾部分を自動で表示する機能。使い方は、まず対象のファイルを本ソフトで読み込んでおき、[Ctrl]+[Shift]+[F]キーを押すだけ。するとファイルの末尾部分にジャンプし、以降はテキストファイルが更新されるたびに末尾部分を次々と表示してくれる。
なお、動作にはJavaランタイム(JRE) 6.0以降が必要。
- 【著作権者】
- yhj 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.1