REVIEW(12/10/24)

Webサイトごとにページ内の特定箇所を消せるGoogle Chrome拡張「CustomBlocker」

Twitterや“2ちゃんねる”からNGワードを含む発言部分のみを消去可能

「CustomBlocker」v2.3.2「CustomBlocker」v2.3.2

フィルタリングの設定は補助機能により候補一覧から選択するだけでOKフィルタリングの設定は補助機能により候補一覧から選択するだけでOK

 「CustomBlocker」は、Webサイトごとにページ内の特定箇所を消去できる「Google Chrome」用の拡張機能。「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7上のv22.0.1229.94で動作を確認した。ライブラリサイト“Chrome ウェブストア”からダウンロードできる。

 本拡張機能を導入すると、Twitterのタイムラインから特定のキーワードやハッシュタグを含む発言部分のみを消去、“2ちゃんねる”から特定のキーワードを含む投稿部分のみを消去、Googleなどの検索結果ページから特定ドメインを含むブロックを消去するといったフィルタリングが可能になる。フィルタリングの設定は正規表現や“XPath”、CSSの“セレクタ”などを利用するが、設定の補助機能が用意されているのでこれらの知識がなくても問題ない。

 基本的な使い方は、NGワードとしたい文字列を選択状態にして右クリックメニューから本拡張機能の設定メニューをクリックする。すると、設定画面がポップアップ形式で表示され、補助機能としてNGワードの検索範囲や消去したい範囲の候補が一覧されるので、目的に応じた候補を選んで保存すればよい。

 意図したように消去できない場合は、ツールバーに追加されたボタンから設定画面を開き、改めて設定し直そう。ここで[CSSセレクタを取得]や[XPathを取得]ボタンを押すと、Webページ上をマウスクリックして検索範囲や消去範囲を視覚的に指定することができるので、いろいろなパターンを試してみるとよいだろう。

Twitterで“#まどのやしろ”と“#窓の社”をNGワードに設定してフィルタリングした例。左がフィルタリング前、右がフィルタリング後Twitterで“#まどのやしろ”と“#窓の社”をNGワードに設定してフィルタリングした例。左がフィルタリング前、右がフィルタリング後Twitterで“#まどのやしろ”と“#窓の社”をNGワードに設定してフィルタリングした例。左がフィルタリング前、右がフィルタリング後

【著作権者】
Maripo GODA 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.3.2(12/09/17)

(久保 望)