レビュー

スマートなプレゼンテーションのお供に「Switch to Demo for Presentation」

ホットキーでデスクトップへ切り替え。デモを交えたプレゼンをPC1台で行う場合に便利

「Switch to Demo for Presentation」v1.4.0

 「Switch to Demo for Presentation」は、「PowerPoint」のプレゼンテーション画面とWindowsのデスクトップ画面をホットキーで切り替えられるようにするタスクトレイ常駐型のソフト。Windows 7/8上の「PowerPoint 2010」「PowerPoint 2013」「PowerPoint Viewer 2007」に対応するフリーソフトで、“CodePlex”のプロジェクトページからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、「PowerPoint」のプレゼンテーション画面とデスクトップ画面を[Windows]+[Shift]+[H]キーで簡単に切り替え可能。もちろん、キーコンビネーションのカスタマイズにも対応している。

 デモを交えたプレゼンテーションを1台のPC行う場合、プレゼン画面を[Esc]キーなどで終了させてデスクトップへ切り替えることが多いだろう。ただし、この方法では「PowerPoint」のメイン画面がでかでかと鎮座した状態のデスクトップが表示されてしまい、あまり格好のよいプレゼンテーションとは言えない。

 しかし、「Switch to Demo for Presentation」を利用すれば、「PowerPoint」のメイン画面が非表示になった状態のデスクトップが表示される。あらかじめデモの準備をしておけば、スマートにプレゼン画面とデモ画面を切り替えられるというわけだ。

 しかも、本ソフトは「.NET Framework」などのランタイムを一切必要とせず、実行ファイルのサイズも極めてコンパクトに抑えられている。“山椒は小粒でもぴりりと辛い”ということわざがぴったりなツールと言えるだろう。

ソフトウェア情報

「Switch to Demo for Presentation」
【著作権者】
jsakamoto 氏
【対応OS】
Windows 7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.4.0(12/09/04)

(柳 英俊)