レビュー
仮想CD-ROMドライブを追加できるMS公式ツール「Virtual CD-ROM Control Panel」
ISO形式などの仮想ドライブイメージをマウントできる仮想CD-ROMドライブを作成
(2013/4/25 18:07)
「Virtual CD-ROM Control Panel」は、ISOファイルなどに対応する仮想CD-ROMドライブを作成できるMicrosoft公式ツール。Windows XP/Server 2003/Vista/Server2008/7/Server 2008 R2に対応するフリーソフトで、同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。
なお、編集部にて試用したところ、32bit版のWindows 7では正常に動作したが、64bit版のWinodws 7では仮想ドライブを作成できなかった。また、Windows 8は標準でISOファイルをマウントできるため非対応となっている。
利用するには、まず“VCdControlTool.exe”を管理者権限で実行し、メインダイアログ上の[Driver Control]ボタンを押して“Virtual CD-ROM Driver Control”ダイアログを開く。“Virtual CD-ROM Driver Control”ダイアログでは、[Install Driver]ボタンを押して本ソフトに同梱されている“VCdRom.sys”を選択し、[Start]ボタンを押したあと[OK]ボタンでダイアログを閉じよう。
次に、メインダイアログで[Add Drive]ボタンを押し、[OK]ボタンでダイアログを閉じたあと、Windowsを再起動すれば仮想CD-ROMドライブを作成できる。あとは、再びメインダイアログを開き、[Mount]ボタンからISOファイルなどを指定すれば仮想ドライブイメージをマウント可能。なお、うまくマウントできない場合は、ファイル選択後に表示される“Specia Mount Options”ダイアログで、“Persistent mount”チェックボックスをONにするとうまくいくことがある。
そのほか、仮想CD-ROMドライブは複数追加することも可能。
ソフトウェア情報
- 「Virtual CD-ROM Control Panel」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server2008/7/Server 2008 R2
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0.1.1(13/04/23)