レビュー
画像ファイルから不要なメタデータを手軽に削除できる「JPEG & PNG Stripper」
画質を劣化させずにサイズを削減したり、Exifを削除してプライバシーを保護できる
(2014/4/21 13:18)
「JPEG & PNG Stripper」は、画像ファイルから不要なメタデータを手軽に削除できるツール。Windows 95からWindows 7までに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、PNG/JPEG形式の画像ファイルから削除しても閲覧に支障のない不要なデータを取り除くことが可能。画質を劣化させずにファイルサイズを極力削減したい場合や、位置情報などを含むExifデータを削除してプライバシーを保護するといった用途に利用できる。複数ファイルの一括処理にも対応しており、コマンドラインインターフェイスを利用すればツールとの連携も容易だ。
使い方は簡単で、ファイルをメイン画面へドラッグ&ドロップするだけでよい。メタデータの削除処理が行われ、テキストボックスへ削減されたファイル数やデータ量、エラー、警告などがログとして出力される。“Preview only”のチェックをONにしておけば、実際の削除処理を行わずに削減可能なデータ量などが取得可能。また、“Preserve file date and times”のチェックをONにすれば、ファイルの作成日時・更新日時といったデータを残しておくことができる。
なお、本ソフトはメタデータ付きの元ファイルを上書きしてしまうので注意。必要な場合はあらかじめバックアップをとってから利用したい。また、“Add To Explorer”のチェックをONにすればファイルの右クリックメニューに本ソフトで削除処理を行うためのメニューが追加されるが、編集部にてWindows 8.1で試用したところ、正常に動作しなかった。
ソフトウェア情報
- 「JPEG & PNG Stripper」
- 【著作権者】
- SteelBytes
- 【対応OS】
- Windows 95からWindows 7まで(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.5.7.70(14/04/19)