レビュー
音楽プレイヤーを操作するバーをタスクバーへ追加「Windows taskbar media controls」
メディアキー対応のプレイヤーなら何でも操作できる汎用コントロールバー
(2014/5/26 14:51)
「Windows taskbar media controls」は、タスクバーからメディアプレイヤーを操作できるようにするソフト。編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。アート系コミュニティサイト“deviantART”のプロジェクトページから無償でダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、タスクバーへメディアプレイヤーをコントロールするためのツールバーを追加することが可能。内部的にはキーボードのメディアキーを送信する仕組みとなっており、メディアキーによる操作に対応しているメディアプレイヤーならばなんでも操作可能。作者によると、「Windows Media Player」や「foobar2000」、「AIMP 3」などのプレイヤーで動作を確認しているという(編集部では「Windows Media Player」「iTunes」で動作確認)。
セットアップするには、まず“deviantART”のプロジェクトページからZIPファイルをダウンロードする。このZIPファイルにはテキストファイルが1つ含まれており、ソフト本体のダウンロード先が記述されているので、そこからソフト本体を入手しよう。ソフト本体はRAR形式で圧縮されており、解凍すると“Media Controls”というフォルダの中に“Stop.exe”や“Volume up.exe”といった実行ファイルが格納されている。この“Media Controls”フォルダをどこか適当なところへ保存し、パスをクリップボードへコピーしておこう。
次に、タスクバーへツールバーを追加する。まず、タスクバーの何もないところで右クリックし、[ツールバー]-[新規ツールバー]項目を選択する。するとフォルダの選択ダイアログが現れるので、先ほどコピーしておいたパスを入力する。これで“Media Controls”フォルダがツールバーとして追加されるはずだ。
あとはタスクバーの何もないところで右クリックし、[すべてのタスクバーを固定する]というメニューのチェックを外して、追加したツールバーの位置を調整すればよい。ツールバーの右クリックメニューから[ボタン名の表示]オプションをOFFにするなどして好みの外観へカスタマイズすれば、セットアップは完成だ。
メディアプレイヤーがウィンドウの背後に隠れていても、タスクバーから再生・停止・次へ・前へ・音量アップ・音量ダウン・ミュートといった操作が行えるのは割と便利。セットアップが少し面倒なのが玉に瑕だが、PCで作業しながらメディアプレイヤーでBGMを聞く機会が多いユーザーにはお勧めしたい。
ソフトウェア情報
- 「Windows taskbar media controls」
- 【著作権者】
- jammo2k5 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1.14.1