レビュー
コピペレポートを検出するデスクトップツール「デスクトップ版剽窃チェッカー」
Webからの剽窃をチェックするモードに加え、学生間のコピーを検出するモードを搭載
(2014/7/14 16:17)
「デスクトップ版剽窃チェッカー」は、オンラインサービス“剽窃チェッカー”のデスクトップクライアントアプリ。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。“剽窃チェッカー”のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.0以降が必要。
“剽窃チェッカー”は、指定したテキストを文や文節単位で分割してWeb検索サービスにかけ、Web上に同一のテキストがないか手軽にチェックできるサービス。あくまでも簡易的なチェックツールとして提供されており、厳密な精度が期待できるものではないが、たとえば大量に提出されたレポートをざっとチェックするといった用途には十分だろう。
「デスクトップ版剽窃チェッカー」では、Web検索を利用して剽窃の有無をチェックする“Web検索モード”に加え、指定した複数のファイルをローカルで比較し、同一の文章がないかどうかチェックできる“ファイル比較モード”を搭載。たとえば、学生同士でレポートの貸し借りが行われていないかどうかを判断するといった用途に利用できる。
また、剽窃の検知処理の設定をきめ細かく指定できるのもデスクトップ版の長所と言えるだろう。[設定]タブでは、Web検索やテキストの分割などの処理をカスタマイズできるほか、正規表現を利用したテキストの事前置き換えや引用符の除去などといったオプションが利用できる。
なお、剽窃チェックの結果はHTML形式で出力されるが、「Google Chrome」での閲覧が推奨されている。
ソフトウェア情報
- 「デスクトップ版剽窃チェッカー」
- 【著作権者】
- Satoru UCHIDA 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 8.1で動作を確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0