レビュー
位置情報ベースでツイートを検索して地図にプロットできるストアアプリ「Tweet Radar」
気になるあの地域の生の情報を手軽に取得。ユーザーの行動を追跡する機能も
(2015/2/17 16:58)
「Tweet Radar」は、“Twitter”で位置情報を含んでいるツイートを検索し、その位置を地図上へプロットできるアプリ。x86/x64/ARM環境に対応するWindows ストアアプリで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。“Windows ストア”から無償でダウンロードできる。
本アプリを利用すると、位置情報ベースでのツイート検索が可能。使い方は簡単で、検索対象としたい地域に地図を合わせて[検索]ボタンを押すだけ。当該地域で投稿された位置情報付きのツイートがプロフィール画像とともに“Bing Maps”上へプロットされる。世界中どこでも検索対象にできるので、気になるニュースに接して、その地域の生の情報を得たいと思った場合などに活用するとよいだろう。
また、検索ボックスに好みのキーワードを入力して[検索]ボタンを押せば、キーワードに関連するツイートのみをマッピングすることもできる。たとえば旅先で食事をしたい場合、“おいしい”などとキーワードを設定して検索すれば、お勧めのグルメスポットが簡単に探し出せる。
さらに、地図上にプロットされたアイコンを選択すると、画面下部にバーが現れる。このバーにある足跡アイコンのボタンを押せば、当該ユーザーの位置情報付きツイートと、それらを結んだ軌跡をたどることも可能。
位置情報付きツイートの一覧は、画面左側に表示される。投稿された写真をインライン表示することもできるので、より具体的なご当地情報を得たい場合に便利だろう。また、ツイートをタップすれば、地図でそのツイートを投稿した位置がフォーカスされる。ちょっと気になった人の足取りをたどってみると楽しいかもしれない。
なお、この足跡機能を利用するには“トークン”が必要だが、検索機能を利用すると勝手に溜まっていくので、とくに気にする必要はないだろう。もしどうしても“トークン”が足りない場合は、[設定]チャームにある[作者にコーヒーを奢る]メニューで150円(税込み)を支払えば、追加の“トークン”を得ることが可能。
また、本アプリは“Twitter”のAPIを利用しているため、初回利用時にアカウントを認証する必要がある。また、APIの利用制限を超えると、Twitterが一時的に利用できなくなる恐れがあるので注意しよう。APIの利用制限は、画面中央上にあるバッテリーアイコンで手軽にチェックすることができる。
ソフトウェア情報
- 「Tweet Radar」
- 【著作権者】
- ぷにお 氏
- 【対応OS】
- Windows 8.1(x86, x64, ARM)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(アプリ内課金あり)
- 【バージョン】
- 1.6.0.2(15/01/08)