パワレポ連動記事
キーボードに触れずに顔パスでWindowsへサインイン!Windows Helloの顔認証がらくちんすぎる
カメラに顔を向けるだけでデスクトップが開く!お手頃な指紋リーダーも紹介
2019年3月7日 06:30
PCを起動するたび、パスワードやPINをちまちま入力する手間にうんざりしているなら、Windows 10の生体認証機能「Windows Hello」を試してみよう。顔認証機能や指紋認証機能を使えば、パスワードやPINと比べて圧倒的な速さと手軽さでサインインが可能だ。
顔認証は1秒程度カメラに顔を向けるだけでサインイン
顔認証機能では、Webカメラにユーザーの顔を映すだけでサインインしたり、ロック画面を解除したりできる。未来感のある機能だが、これを利用するには普通のWebカメラではダメだ。光学カメラと赤外線カメラで取得した情報を組み合わせて認証作業を行なうため、Windows Helloに対応するWebカメラが必要になる。
今回はロジクールの「BRIO C1000eR」を使って検証を行なった。導入作業は非常に簡単で、USBケーブルでBRIO C1000eRをPCに接続するだけでよい。デバイスドライバは自動でインストールされる。また顔情報の登録も、ウィザードに従えばすぐに終わる。
認証は、1秒くらいカメラに顔を向けるだけで十分だった。認証が終わると自動でサインインが行なわれ、デスクトップが表示される。複数のユーザーの顔をそれぞれ登録し、ユーザーを使い分けることも可能だ。
ロジクール“BRIO C1000eR”(実売価格:23,000円前後)
- 4K解像度や5倍ズームに対応
最高で4K解像度での録画や、5倍のデジタルズーム機能をサポートする高性能なWebカメラ。赤外線センサーも搭載しており、Windows 10の顔認証機能を利用できる。
タッチするだけでサインインできる指紋認証
指紋認証は、古くから使われている生体認証機能の一つである。Windows Helloではこの指紋認証も利用できる。マウスコンピューターの「指紋認証リーダー FP01」は、コネクタの反対部分にタッチセンサー式の指紋リーダーを搭載するタイプのユニットだ。指紋リーダーに指先をちょんと当てるだけで、ユーザー認証が行なわれる。
マウスコンピューター 指紋認証リーダー“FP01”(実売価格:5,500円前後)
- 手軽な生体認証デバイス
コンパクトな指紋認証ユニット。センサー部分に指先をタッチするだけで指紋を認識し、Windows 10にサインインできる
こちらも導入は非常に簡単で、USBポートに挿すだけでよい。あとはウィザードに従って指紋を登録しよう。認証時間も1秒程度と短く、すぐにデスクトップが表示された。
指でタッチするだけでWindows 10にサインイン
あとは、サインイン時やロック画面表示時に、センサー部分に指を当てるだけでよい。指紋センサーの反応は素早く、認証からデスクトップの表示には1秒もかからない
お知らせ
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