無料でExcel並み!Google スプレッドシートの使い方
スプシはオフラインでも使えるって知ってた? ネット環境がなくても更新できる
2020年3月31日 06:55
関係者が遠隔地にいても手軽に共同作業できるのがスプレッドシートのメリットですよね。1人の作業でも、ノートパソコンやスマートフォンなど、さまざまなデバイスから操作できるので場所を選びません。ところで、スプレッドシートは、インターネットに接続していないと使えないと思っていませんか? 実はオフライン状態でも使えるのです。簡単な設定1回のみで済むので、ぜひお試しください。
Googleドライブの設定を変更する
スプレッドシートをオフラインでも使えるようにするには、Googleドライブの設定を変更します。この設定により、Google ドライブに含まれるGoogle ドキュメントやGoogle スライドもオフラインで使えるようになります。オフラインの状態で編集した内容は、オンラインでGoogle ドライブを表示した時点で同期されます。
ただし、不特定多数の人が操作するパソコンでの設定は避けてください。この設定をしたパソコンにスプレッドシートの一時ファイルが保存されるため、データが漏洩する可能性もあります。
また、「Google Chrome」でGoogle ドライブを表示する必要があります。「Microsoft Edge」や「Firefox」などのWebブラウザーでは設定できません。普段使うGoogle アカウントでログインしておくこともポイントです。
[設定]の画面を表示しても[オフライン]の項目がない場合は、「Google Chrome」に拡張機能の「Google オフライン ドキュメント」を追加してください。
特定のスプレッドシートをオフラインで使えるようにする
ほとんどの場合、上記の設定でオフラインでもスプレッドシートを利用できるようになります。ただ、長期間編集していないスプレッドシートなどは、ローカルに一時ファイルが保存されないケースがあります。
グレーアウトしているスプレッドシートはオフラインで開けません。しかも、この状態が発覚するのはオフラインになったときなので困ります。
いざという時にオフラインで開けない!ということもあるので、オフラインでも確実に開きたいスプレッドシートは、個別に以下の設定をしておきましょう。
実際にオフラインにして試してみましょう。オフラインの状態では表示されるメッセージが異なることがわかります。インターネットの接続をいったん切断して、再度接続してみます。