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【Outlook】お詫びメールにどう返信する? Copilotに文面を考えさせる際の注意とコツ
2026年8月24日 08:44
以前の記事では、Copilotを使って「納品遅延のお詫びメール」を作成しました。今回は、相手にとって“書きにくい”メールを受信したことを想定して、Copilotとの会話を重ねながら返信文を作成してみます。
相手が書きにくかったメールへの返信は、受信側も気を使います。謝罪メールに対して「承知しました」と返すだけでいいのか、こちらが確認しておくべきことがあるのかを見極める必要があります。相手が謝罪しているだけに、必要なことは伝えつつも、強く言いすぎないように配慮したいところです。
そんな時こそ、Copilotに相談してみましょう。ただし、いきなり「返信メールを書いて」と指示するのではなく、どのように返信するのか、その方針を提案してもらい、そこから自分の考えに近い方針を選びます。さらに条件を追加しながら内容を詰めて、最後にメールとして仕上げます。
判断はCopilotに任せない
今回受信したメールには、納品が遅れたことへの謝罪に加えて、遅延の理由、新しい提出予定日、今後の再発防止策まで書かれています。
ここで、そのまま「このメールの返信を書いてください」とCopilotに依頼することもできます。しかし、謝罪を受け入れるだけなのか、新しい納期について念を押すのか、再発防止策にも触れるのかといった判断まで、Copilot任せになってしまいます。
ビジネスの文章として整っており、そのまま採用したくなりますが、意図に合わないトーンをその都度修正するのは手間がかかります。また、必要な確認事項の漏れによるメールのやり取りが増えるのは困りますよね。
返信の方針を決める
まずは返信文を作るのではなく、返信方針を判断する材料として、受信したメールに含まれる重要な要素をCopilotに抽出してもらいます。なお、Copilotとのやり取りを続ける場合は、Copilot Chatの画面で確認すると、前後の回答を追いやすくなります。
このメールについて、返信文はまだ作成せず、返信方針を判断するための情報を整理してください。次の項目に分けて表形式でまとめてください。
【整理する項目】
・何が起きたのか
・原因・理由
・相手が謝罪している内容
・相手が約束している対応
・期限・日時などの具体的な条件
・こちらに求められている対応
・メールだけでは確認できないこと
・返信時に判断したほうがよいこと
【条件】
・メールに書かれている事実と、推測を明確に分ける
・メールに書かれていない内容は補完せず、「記載なし」または「不明」とする
・重要な日時、期限、対応内容は省略しない
・返信文や返信例はまだ作成しない
・最後に、「返信する前に判断するポイント」を3~5項目にまとめる
条件を追加して返信メールを仕上げる
今回は、判断材料となる情報がまとめられた表の末尾に返信前に判断するポイントも箇条書きで表示されました。
それぞれのポイントに対して、Copilotに自分の判断を伝えたうえで、返信案を3つ作成してもらいます。箇条書きが出力されない場合は「表から読み取れる確認事項をまとめてください」といったプロンプトを追加するといいでしょう。
返信方針を比較する際は、相手との関係だけでなく、自社への影響や今後のリスクも判断材料になります。今回は、返信の温度感を比較しやすいように「関係維持」「納期への牽制」「相手への心理的負担」の3軸で整理します。
1.念押ししたい。再調整は不可
2.自社における影響はない
3.特になし
4.具体的な対応を確認したい。こちらが協力できることはないか?
5.必要
以上を踏まえて、「関係維持」「納期への牽制」「相手への心理的負担」の軸で返信案を3つ作成してください。
このプロンプトに対して、今回は「関係維持重視(柔らかめ)」「バランス型(おすすめ)」「納期への牽制重視(強め)」の3案が提示されました。
相手との関係や納期への考え方が異なる3つの返信方針が提案されましたが、どの案を採用するかは「自分で判断」することがポイントです。
今回は、新しい納期を確実に守ってもらうことを優先したいと判断します。Copilotのおすすめである案2は採用せず、強めの案3をベースに柔らかい印象になるように調整してみましょう。「コーチング」の機能を使います。
返信内容の大枠が固まっているので、[すべての提案を適用する]で文面を調整したうえで、最後は自分で内容を確認して仕上げます。
Copilotの回答を見るときは、文章の丁寧さだけでなく、「相手に何を求めているか」「こちらが何を約束しているか」「不要な要求を追加していないか」も確認します。
返信文そのものだけでなく、判断材料の整理や方針の比較にもCopilotを活用すれば、自分の意図を反映したメールに仕上げやすくなりますよ。




































