残業を減らす!Officeテクニック

Outlookでメールの分類をスピードアップする方法! ショートカットキーで即振り分け

アーカイブ前にメールの分類(カテゴリ)を設定しておこう

 Outlookでは、読み終えたメールを案件ごとにフォルダー分けすることが多いですよね。過去のメールを確認する時は、該当のフォルダーを開いて目視で探す人もいるのではないでしょうか。分類に迷ったメールは、とりあえず“アーカイブ”してしまうこともあるでしょう。

 キーワード検索で見つけられるはずですが、意外と手間はかかります。○○さんからのメールだったから、その人のメールアドレスで検索する、といった経験がありますよね。

 そのような場合は、[分類]の機能を使って、メールにタグ付けしておくと便利です。さらに、ショートカットの割り当てもできます。この機会に[分類]の設定を見直しておきましょう。

メールを右クリックして、[分類]からタグ付け可能

分類をカスタマイズする

 メールを右クリックして表示されるメニューから[分類]-[分類を管理]と選択すると、設定画面をすばやく表示できます。標準では「オレンジの分類」「黄の分類」のようになっているので、任意の名前に変更したうえでショートカットを設定しておくといいでしょう。ショートカットキーは[Ctrl]+[F2]~[F12]の範囲なので、無理なく割り当てられます。

任意のメールを右クリックして[分類]-[分類を管理]と選択する
鉛筆のアイコンをクリックする
分類(カテゴリ)の名前を入力して(ここでは「販売施策」とした)、ショートカットを選択する。色も任意で選択できる。[保存]をクリックする
分類の名前が変更され、ショートカットが設定されていることがわかる。この画面は閉じて構わない
メールを選択して[Ctrl]+[F2]キーを押すと、先ほど設定した分類(カテゴリ)が設定される。続けて[Backspace]キーを押せば、すばやくアーカイブできる

 例えば、まとめて読みたい報告メールなどを選択して、割り当てたショートカットキーで分類を設定、続けて[Backspace]キーでアーカイブするといった運用もおすすめです。

分類したメールをすばやく見つける

 分類したメールは、アーカイブのほか、任意のフォルダーに振り分けている可能性があります。画面上部の検索窓から検索しても構いませんが、メールの[分類]ラベルをクリックするとすばやく検索できます。

アーカイブしたメールを[カテゴリ]順に並べ替えておくことも可能
メールを開いて[分類]ラベルをクリックする
[分類]が検索欄に入力される。検索対象を[現在のメールボックス]とすると、該当するメールが一覧で表示される