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高精細写真用の拡大鏡つきビューワー「EnlargeView」

写真全体を見ながら一部分を実寸やデジタル拡大で表示、群衆からの人探しなどに

(11/03/02)

「EnlargeView」v0.0.0.6「EnlargeView」v0.0.0.6

 高精細写真用の拡大鏡つきビューワー。画像全体を表示しながら、見たい一部分だけを別に切り取って実寸やデジタルズームで表示できる。最近の1,000万画素を超えるデジカメのユーザーなどにお勧め。たとえば、祭りやイベントの群衆を写した写真から知人を探したいとか、展示会でショーケース全体を写した写真から個々の名札の文字を読み取りたいといった用途にいいだろう。

 使い方は簡単。起動するとメニューウィンドウが現れるので、まず[ファイル]メニューから写真画像を読み込んで原画像ウィンドウに画像全体を表示しよう。画像上をマウスドラッグすると赤い枠が現れて、拡大範囲のサイズを決められる。続いてメニューウィンドウの[開始]ボタンを押し、原画像ウィンドウ上で赤い枠を動かして拡大したい場所をクリックすれば、拡大鏡ウィンドウが開いて赤枠内が原寸大で表示される。

 拡大鏡ウィンドウが開いているときは、原画像ウィンドウ上でのホイール回転で拡大鏡ウィンドウの表示をさらにデジタルズームできる。ホイール回転によるズーム率は設定により増減可能。また、全体表示は標準で800×600ピクセルだが、任意にサイズ変更したり、画像を左右90度に回転できるほか、拡大鏡ウィンドウの表示画像をファイル保存する機能もある。

 なお、本ソフトには画像の切り替えボタンなどはなく、一般的な画像ビューワーのように複数の画像を次々と切り替えながら閲覧する目的には向いていないことに注意。動作にはJavaランタイム(JRE)が必要。

【著作権者】
小野 俊彦 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows XP/7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.0.0.6

(川原 徹也)