目の色覚特性を簡易に自己チェック「色覚検査」
学校健診で少なくなったモザイク模様の数字を読む色覚検査を手軽に実行
(11/03/29)
目の色覚特性を簡易にセルフチェックできるソフト。近年の学校健診では少なくなった色覚検査を、昭和世代にはおなじみの検査方法に準じて手軽に簡易検査できるのが特長。
色の見え方が通常と異なる色覚異常は、日本では男性の約22人に1人、女性の約600人に1人いると言われる。しかし近年、差別につながることへの配慮などから強制的な色覚検査を行わない学校が増えており、自覚しないままの子供や親も多いという。ただ、自分が多くの人と違う色覚特性であると知っておくことは、思わぬトラブルを未然に防ぐ意味で重要だという意見もある。
本ソフトは従来の“石原式色覚異常検査表”、いわゆる“石原表”を使った色覚検査に準じて自分で簡易検査を行えるというもの。丸いモザイク模様の中に異なる色で描かれた数字が読み取れれば、その数字を入力して[次へ]ボタンを押す。数字に見えない場合は何も入力せずに[次へ]を押せばよい。これを16回繰り返し、検査が終わると結果をポップアップ表示する。
なお、本ソフトはあくまで簡易検査であり、医師の診断の代わりにはならないことに注意。PCのモニター画面では色の再現性が正確とは限らず、また周囲の光条件などが影響することもあるため、結果は鵜呑みにしないで、不安があれば眼科のある医療機関で相談してほしい。
動作にはVB 6.0ランタイムが必要。
- 【著作権者】
- m-take 氏
- 【対応OS】
- Windows XP
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0(11/03/19)