【第427回】
ブロックを撃ち落すシューティング「UOP!~うっておとしてポン~」
本編をクリアしたら友達といっしょに2P対戦モードを楽しもう
(10/09/24)
『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、ブロックをショットで撃ち落していく一風変わったシューティングゲーム「UOP!~うっておとしてポン~」を紹介しよう。
飛び交う弾を避けつつ提示された色のブロックをすべて撃ち落せ
「UOP!~うっておとしてポン~」は、フィールド上のブロックをショットで撃ち落していくシューティングゲーム。画面は2D固定型で、フィールドは縦長の長方形となっており、あちらこちらに何色かのブロックが配置されている。ゲームの目的は、ミッションとして提示された色のブロックをショットですべて撃ち落すこと。
操作はマウスのみで行い、自機はフィールドの中央付近に引かれた水平のライン上を、マウスカーソルの動きに追従して左右へ移動する。自機の移動速度には制限が設けられておらず、マウスをすばやく動かせばそれに伴って自機も高速で移動する。マウスの左右いずれかのボタンをクリックすれば、画面上部へ向かってショットを放てる。
ブロックを撃ち落した際などに弾が発生するのが特徴で、弾は四方の壁にぶつかった際に跳ね返る性質をもつ。この弾が当たることでもブロックは落下するため、とくに自機よりも下方向にブロックが存在する場合は、弾を活用してブロックを落とす必要がある。ただし、撃ち落したブロックやフィールド上を飛び交う弾に自機が当たると残機が1つ減ってしまい、すべての残機がなくなるとゲームオーバーとなる。
また、赤い特殊なブロックは、ショットを当てた際に落下せずに弾を放出する。これを利用してすばやくミッションをクリアすることも可能だが、あまり弾を出しすぎてしまうと逃げ場を失いやすいので注意しよう。自機へ弾が向かってきた場合は、移動して避けるだけでなく、ショットを当てて進行方向を変えることも可能だ。
“みどりのはこをすべておとせ”といったミッションをクリアするとステージのレベルが上がり、すぐに次のミッションが開始される。本作では3つのステージが用意されており、ステージ1では9レベルまでクリアすることで制覇となる。各ステージともに、最後のレベルには難易度の高い特殊なミッションが待ち構えている。
ミッションによっては、当たった弾を加速させるバーや、左右に動くブロックのほか、自機に向かってショットで攻撃してくるブロックなど、さまざまな仕掛けが用意されている。フィールド上に書かれた手書きの文字がほのぼととした空気を演出しているが、ゲームの難易度はかなり高めだ。
自機の操作とブロックの配置に分かれて戦う2P対戦モードも搭載
また、1P側がマウスで操作し、2P側はゲームパッドまたはキーボードで操作するVSモードも用意されている。1Pの勝利条件は、自機を操作してフィールド上の青いブロックをすべて撃ち落とすこと。対して2Pの勝利条件は、リアルタイムでフィールド上にブロックを設置していき、ブロックが放つショットなどで1Pのライフをなくすこと。1P側は本編とさほど変わらないが、2P側はかなり特殊なゲーム性となる。
2P側が配置できるブロックは青・赤・黄の3種類で、設置する際にサイズを大小から選択できる。青いブロックは1Pの攻撃目的となり、このブロックが存在する限り1Pは勝利できない。また、黄色いブロックは1Pに向かってショットを放つほか、赤いブロックはほかの赤いブロックが落下すると、連動してすべての赤いブロックが落下する性質をもつ。
また、赤いブロックはステルス機能を備えており、設置した際に画面上に表示させなくすることが可能。さらに、任意のタイミングで設置したすべての赤いブロックを強制的に落下させることができる。黄色いブロックが放つショットと連携して1Pを狙い撃ちしよう。
なお、2Pはブロックを設置するたびに画面上部にあるゲージが減っていき、ゲージがなくなると新たにブロックを設置することができなくなる。そのため2Pが勝利するには、一瞬で勝負を決める戦略が必要となるだろう。
- 【著作権者】
- TTN 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 完成版
- 【ファイルサイズ】
- 59.7MB